ZD70-300mmの全玉抜き解説

検索してここに来た方へ。ここよりも下記を参照して頂いた方が詳細が載っています。
http://achromataf.exblog.jp/


ZD70-300mmの全玉抜き。私が言うのも何ですが、廃棄されるZD70-300mmが有ると
かわいそうです。白トンビさん(http://shirotonbi.blog83.fc2.com/)が全バラシ後に
組立てに成功したとの報を得て私もやって見たところヘ「リコイドバラシトラウマ」を排除出来
ましたので報告します。
最初の方から行きますね。 1~5はラウンジデジボーグで報告した物です。
尚、改造は自己責任ですからね。念のため。
今回、紹介する方法は部品の破損、紛失等が無ければ、まず成功しますので落ち着いて
行ってください。改造に8時間かけようが一ヶ月かけようが個人の自由です。
↑くらいの気持ちでね。さらに、前玉はすでに取って有る物と仮定しております。

最初に精密ドライバセットを用意してください。100円ショップで十分。
1.マウント部分の分解
  この部分は、簡単なので説明を省略します。マウント迄バラしてください。
  そして写真のドライバが刺さっている穴にリアカバーの固定ネジがありますので
  取ります。
  この先、鏡胴関連のネジはおおむね120°間隔で配置されています。
c0201088_104457.jpg


2.基板の処理。
  まず、じいちゃんご指摘の通りフレキシブル配線の破損を避けて行います。
  それには取り外してしまう事です。写真をよく見ると判りますがコネクタの
  固定具がフリーの状態にスライドしています。こうすると簡単に抜けて来ます。
  元に戻せなくなりそうと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、刺さる所に
  刺さる物がさせるので大丈夫。とにかく破損に気をつけて行っています。静電気も。
  フレキをフリーにしたら基板を取ります。ネジは2個です。
  さらにAFモータのユニットも取ってください。これもネジ2個。
c0201088_105614100.jpg


3.ヘリコイドユニットの取り外し。
  上記までが上手く行くと写真の状態になっています。
  ヘリコイドを取るには、写真のドライバの位置と合わせて4個のネジがあります。
  これを取るとヘリコイドユニットが抜けて来ますので落下させないように手を添える
  なりしてご注意。
c0201088_1113554.jpg

  上記写真は玉抜きが終わったのを撮影した物です。今、改装されているか他は下の
  写真のように後玉が見えています。
  銀色の板がネジ止めされていますのでとります。これは後玉と絞りユニットが一体に
  なったユニットへの配線の固定具になります。これは除去されます。
  散らかるのでとったらネジだけ戻しておきました。写真では戻してあります。
c0201088_11121632.jpg


4.ユニットの取り出し。
  写真の様に撮れてきます。後玉を優しく押してください。先ほどの銀色の金具が
  引っかかりますのでそっとくぐしてやってください。
  ヘリコイドにはグリスが塗布されています。注意して作業してください。
c0201088_11172695.jpg

  ※鏡胴に銀色テープが見えますが無視して(笑)
  ※ズームリングを70mm位置にして取ると良いかも。
5.レンズ群の取り外し。
  取り外した時のユニットの組み合わせは絶対的位置関係の様です。
  
  -これは重要-
  マジックで印をつける等して、組立て時に位置関係が判るような処置を取ります。
  天才的、又は野性的センスのある方はバンバンやる・・・
  後で時間と忍耐を要する事態も考えられますよ。

  ア)ヘリコイドの分解
   銀色のネジが120°間隔で見えますので取ります。
c0201088_11283282.jpg

  
  イ)スームレンズ支柱の取り外し。
   真鍮の支柱は外れて来ます。そっとしておくと取れませんがヘリコイドを回転させると
   取れますので注意。
   さらに引き出すともう一つ支柱が見えます。120°間隔で並んでおり、ネジ止めされて
   いるので外してください。ネジを取ると取れます。精密ドライバのマイナスなどで引っ張
   って取ります。
c0201088_11352829.jpg

   さらに引き出すともう一段ヘリコイド支柱が見えます。上記と同様に外します。
c0201088_11393956.jpg

  もう、ばらける状態なのでお気をつけあそばせと独り言。

6.レンズ群の取り外し
  中のレンズ群をつんつんすると取れてきます。一気に押さないで一個ずつ対物側
  に抜き取って行くと綺麗に取れてきました。
  真鍮時の支柱と銀のネジは排除しませんのでなくさない様に注意しました。
c0201088_11441533.jpg


7.-再組立て-
  ア)ヘリコイドユニットの組立て  
    対物側鏡胴を取った場合先ほどのマーキングに合うように取付ける必要があり
    ます。移動範囲がこれで決まるので間違うと作動しません。
    写真の様に真鍮を鏡胴と平行にしないと刺さって行かないので注意。
    ナニもかも元の位置関係に組み付ける必要があります。
    プラの支柱は外しても大丈夫の様です。
c0201088_11594886.jpg


8.-再組立て- 
  ア)フレームへの挿入
    フレームへ挿してやるだけですが、ここで手間取る可能性があります。
    もっとも、難なく組めてしまう場合もあるやも?
    ↓グレーの出っ張りが ※向こう側のPINがフレームに勘合する穴が空いています。
c0201088_1254479.jpg

    ↓内部の左手グレーの溝に嵌る様にします。
c0201088_127485.jpg


  イ)組立て
    手順は逆にさかのぼればOKです。

    フレームに上手くはめ込むのは上記写真と現物を良く見て知恵の輪します。
    後玉に付いている絞りも再利用出来ると思いますが今のところ外してあります。

以上で完了です。
  
尚、改造したレンズを取付けての補償はいかなる物も無くなると考えて行っております。
改造者自身の判断と責任に於いて行う物と理解します。
改造に関しての質問はラウンジデジボーグでもここでも投げて頂けば回答出来ると
思います。メーカーやトミーテックさん他、ご商売で関連製品を扱われている方への
質問は迷惑だと思いますのでお慎みください。
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by rino_mobile | 2010-06-19 10:44 | NATURE

野鳥の勘(^_^;)


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